1949-09-16 第5回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第5号
審議会におきまして勧告案を作りました当時の構想は、七月の審議会におきまして宮崎前保險局長から、政府管掌の健康保險、組合管掌の健康保險共済組合、國民保險等各種保險を通じて本年度赤字が約四十何億になり、これは医療費の一割の額に相当する、こういう報告に接したのでありますから、それでは一つ一割を今年度取敢ず國庫負担にして赤字補填をして貰いたい、こういう意味合から勧告案が作成されたのであります。
審議会におきまして勧告案を作りました当時の構想は、七月の審議会におきまして宮崎前保險局長から、政府管掌の健康保險、組合管掌の健康保險共済組合、國民保險等各種保險を通じて本年度赤字が約四十何億になり、これは医療費の一割の額に相当する、こういう報告に接したのでありますから、それでは一つ一割を今年度取敢ず國庫負担にして赤字補填をして貰いたい、こういう意味合から勧告案が作成されたのであります。
○高田政府委員 健康保險のことを申し落しましたが、御承知のように社会保險、國民保險等は別でございますが、健康保險におきましては、お医者さんに支拂いますのは、この前の國会でできました例の支拂い基金の方から拂うわけでございます。
先ほどの有田委員に対しましての私の答弁は、もちろん現在の情勢をもつてお話しを申し上げておる次第でありますから、現下の社会情勢から見まして、物價の高騰等がある場合におきまして、基本となるべき國民保險等の変革も、將來あり得るのではなかろうかと思います。さような場合には、もちろん社会保險診療報酬算定協議会において、十分御協議を願つたものによるべきであろうと私は当然考えます。さよう御了承願います。
都会のようなところでは、それぞれ自由的な開業をいたしておりますが、一方には社会保險、殊に國民保險等にのみ沒頭しているような医者があるのであります。これらの社会保險、國民保險等の状態を見ますと、きわめて安い價格をもつてこれを治療させておるのであります。しかもその請求書は、一々査定をしているというような状態でありまして、これに事業税を課するということは、まことに不都合なことであると存じております。